wood carving

 

パープルハートという木材と出会って、創作意欲が湧いた。

この木材は非常に堅く、加工しにくいが、仕上がりが他の木材と比べて美しい。

 

頑固なまでの堅さを克服して出来上がったときの充実感は他の木材にはない醍醐味だろう。 

 

そしてこの色。削りたては茶色だが、時間が経つにつれ紫色に変化する性質を持つ。

 

ひと目見たら忘れられないインパクトを併せ持つ、特別な木。

 「右手専用」にデザインされたスプーン。三次元にカーブを描いて、掴みやすくデザインされている。正面から見ても、横から見ても、すべて逆Sの字を描いている。

持って、食べ物をすくって、口に運ぶ。単純な動作の食事も、このスプーンを持った瞬間から今までのスプーンが間違った形をしているのでは?と錯覚してしまうぐらい、手と指に馴染んでしまう。

                                                                                                                   

パープルハートを使用した箸。

 

先端から末端にかけて螺旋状に削り込んだデザインは、指の凹凸にフィットして掴みやすい。

花梨を使った深めのスプーン。スープや煮込み料理を取り分けるのに適したサイズ。

同じく花梨を使った小さめのカレースプーン。ごく浅めのカーブを描いている。浅めのくぼみなのでどんな食べ物でもすくいやすく、炒め物などの調理をするときにも役に立つ。

パープルハートで作ったククサ

小鉈の柄が折れたので、パープルハートで作り直した。

パープルハートのククサ、2作目。

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コメント: 2
  • #1

    necoguruma (金曜日, 23 7月 2010 01:40)

    こんばんは、改めまして、necogurumaと申します。
    HP閲覧させて頂きました。有り難うございます。
    Tt氏が神業と発言しておりましたが
    小生も伝統工芸作品としか言えません!
    戯氏!もの凄い器用!プロの方?としか言えません。
    どちらの素材も茶道具で用いられているので知っていましたが、「曲がり業もの」に仕様されている木材は防虫と耐久がある分、加工泣かせで機会を仕様してもイメージを出していくには、根気がいると職人の方が話していました。また業物一心として、愛情を持って仕様しないと美しい紫が中々出てくれないそうで、使う方の心が見えるそうです。戯氏!Tt氏!一体何者なのでしょうか?
    本当に気になる所存です。誠に有り難うござます。
    また閲覧に伺わせて頂きます。

  • #2

    tawamureyama (金曜日, 23 7月 2010 13:02)

    necogurumaさん
    コメントありがとうございます。
    確かにパープルは硬くて相当大変ですが、元々銀細工職人をしておりました(ワックス製法、地金の両方)ので、金属よりは軟らかく加工もしやすいです(笑)
    そしてエレキギターのメーカー直営のギタークラフト専門学校にも通ってましたので、その両方の技術を駆使して製作しております。
    面出しと直角出しの基本を守ればどんな微妙なカーブを描いた作品も出来ますので、ぜひトライしてみてください。
    Ttさんに褒めてもらえたとなると、ますます精進せねばなりませんね。まだまだ完璧な曲線を追い求めたいと思います。

    ちなみにTtさんは普通の方ですよ。俺は見た目、YKZですが(笑)